blog: Dr Min in 2024
今年も2週間で終了。
今年は論文数自己最高記録を意識してスタートダッシュしましたが、残念ながらタイ記録で終わりそうです。原因としては、論文査読依頼が過去最高でほぼ毎月査読するという環境だったこと。これはジャーナル編集者からの信頼を得て行う仕事なのでポジティブなことでとても嬉しい事でありがたい事ですね。あとは、統計学者との息が合わずに効率的ではない状況が続いた事でしょう。そして、年末に大学関係のアドミニストレーション関係の仕事が増えてスローダウンしました。論文投稿準備できてる数が結構あるので、来年 2025 は論文数最高記録達成間違い無いでしょう。と宣言しておきます。
講演活動は米国で専門医課程臨床大学院生、ファカルティーを対象に米国歯周病学会主催オンラインセミナーに招待され "天然歯、インプラント周囲歯肉の厚みについて"お話させていただきました。また、日本人歯科医師向けにオンラインにて NEXUS 主催 "深いポケットに対する攻略法: 切除療法編、フラップ編、再生療法編"を一年通して行いましたが、重要古典文献を軸にした抄読会にて参加者と治療コンセプトを Why の観点から議論できてとても良かったです。また、新たなコースとして試みた NEXUS 主催 Residency Program を一年間行いました。参加者が症例を用意しプレゼン準備を私と行ないます。南カリフォルニア大学で学んできたことを惜しみなく教え、参加者には自信を持って歯周炎、インプラントに関する治療計画を立案できる能力を身につけて頂きました。最後は一年間で各月2回開催した論文抄読会。こちらは最新論文を扱い世界の潮流を参加者と共有させていただきました。また、ロサンゼルスオールオンフォー研修を行い、よく学び、よく遊ぶを概念に企画させていただきました。観光びでの大谷選手のホームランが見れたのはとても幸運でした。来年もロサンゼルス研修企画中です。
2025 年はヒューストンアジア歯科医師会と米国インプラント学会にて招待講演で VISTA を用いた天然歯、インプラント周囲軟組織マネージメント講演する予定です。日本での VISTA workshop 開催予定ですが、詳細は未定です。4 月にはロサンゼルスにて VISTA workshop をアメリカ歯科医師に対して Dr Zadeh と開催します。また、ヒューストンにてフィリピン歯科医師に対する VISTA workshop も開催予定です。11 月はヒューストンにて恒例のカダバーワークショップ予定されております。
昨年クインテッセンス国際歯科大会や今年の米国歯周病学会ではたくさんの若手歯科医師を知り合う機会がありました。10 年前と比較して明らかに変化を感じる点は、世界への挑戦を意識する若手の方々が多くなったと思います。彼らの講演もエビデンスを用いながら考察していくスタイルになってきてるのかな。。。論文投稿を目指す若手歯科医師も多くなりましたことも素直に嬉しいです。一生懸命頑張り、限界まで努力して、一つ一つ夢を実現してほしいと願ってる同時に、私も若手に良い影響を与えれるようにさらに違いを見せつけ頑張っていきたいですね。
ソーシャルメディアで自己プロデユースできる時代になりましたが、、、
今、目に映るスーパードクターは華やかですが、、、そこに到達するまではとてつもない努力を継続しています。米国で 15 年滞在して知ったことは、世界を走るトップランナー歯科医師のメンタルの強さ、意地とやり遂げるまで諦めない根性です。成功の秘訣はこれです。特に若手の方々には最も大切なところを忘れないようにしてほしいです。
2024 年は歯科医師として初心に戻れた年でした。もう一度、再スタートして無限な努力を経て世界の頂点を目指したいと強く感じましたので、2025 年はアグレッシブに攻めていきます。よろしくお願いします!